夏から始めたバイトも冬まで続けばたいしたもんです。(自分で言う)

私がバイトしているレストランは最寄り駅から電車で15分。
ビルの最上階全域を使った広くて大きなお店でして。
数十人単位の宴会料理がメインな所です。
なんか…年中忙しいような所なんですが。
それでも12月はとりわけ忙しいみたいです。
トータル100ちょいの人数を並行でコース料理とかやめようよ…(怖)
厨房にいるの12人(バイト含む)よ?

そんな店で、サラダ盛ったり、片付けしたり、宴会料理の仕込みの手伝いなどをして、はや数カ月。終電手前の電車で帰ることがざらになり。
その間にも、2,3日でやめる人、一ヵ月いたのにやめる人、私が顔見る前に来なくなった人…などなど。後を断たず。
そんなバイト先で私が続けられているのは女性だけど男前なバイトの先輩方がいるのはもちろん、なにより

社員の調理師さん達がおもしろいから。

忙しい時は殺気立ち篭める厨房の中で、隙あらば、つまらない悪戯から小ネタからまぁ、よく仕掛けてくれます。
落ち着いて考えればつまらないことなのに緊張状態の時に見ると、おかしくてしょうがないんですな。これが。

先に仕事の上がったバイトが休憩していると、
仕込み作業を続けながら、恨みがましい眼差しで吊ってある鍋の底を叩き、拍子をとりはじめるコック。それにあわせて奥から包丁とまな板で同じリズムを刻むコック。

だん、だだだん、だだだん、だだだん、だん。だん、だだだん、だだだん…(続)

夜中の厨房に響く重低音。
「こ、怖っ…」
顔が怖い。こっち見てるのが怖い。すげー怖い。
音が止む。

「はよ帰れよー」

言うことはそれだけか。
新春かくし芸大会の若手芸人か。
なんつーかもう、大好きだ。

完全にキャラ配分が出来上がっていて、見ててほんとに飽きない方々なのですが。

実は…お一方、私には大問題な調理師さんがいらっしゃるのです…。
若い頃の松本人志みたいな顔して
喋りはトリックの矢部刑事(生瀬さんの役)…。
めっさ怖い。
副料理長だけあってほんま仕事できるけど怖い。
声だけでもなんか怖い。
31とは思えん迫力。
…なんだけど。
…なんだけどさ。

…つい…憧れてしまったんだもの…。(阿呆か)

とにもかくにも、私のバイト日記はさながら副料理長からの苛め記録でありましたのよ…。

詳しいことはまた何かあった時に。

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